薫香漂うハードボイルドなビール

ル・フュメ(le fumet)なので、
元タバコ屋 (la fumée)なので、

こんなビールがあってもいいかと思いまして…。

南ドイツの 燻製ビールを、リストに追加しました。

栓を抜いた瞬間に広がる独特な燻製香!
スモークの奥に感じるコク!

こういうビールもあるんだと、一度飲んでみて下さい。
きっと忘れられなくなります。

かわいい宇宙人捕獲?!

ニコニコ顔のかわいいやつ。

やや小ぶりですが、美味しそうなエイをシェフが仕入れてきました。

今から、白ワインやパンがすすむ、美味しいお料理になります。

定番の、焦がしバターや、ブールブランで召し上がっていただけるよう、

準備をしています。

うさぎもも肉のブランケット

キレイな桜色のお肉です。

こちらは、スペイン産のうさぎもも肉。

下処理をしています♪

これを今から、ブランケット(白ワインと生クリームの煮込み料理)にするべく、

捌いた時に出たうさぎの骨やスジも一緒に煮込みます。

出汁の旨みがしっかりきいたソースがたまりません!

春らしく、辛口のロゼワインと一緒にぜひ!

Le Fumet (ル・フュメ)ってどういう意味?

故郷に戻ったシェフが実家のたばこ屋を改装して始めた当店も開店して5ヵ月が経ちました。

祖父のたばこ屋がフランス料理店に変身したという、ちょっと異色の店として注目していただき、ありがたい限りです。

ルヒュメ⁈
ラフュメ⁈
ラヒューム⁈
フメ?

いろんな呼ばれ方をしております。

なぜ、こんな発音しにくくて覚えにくい店名にしたのかって?

妻の私も最初はそう思いましたが、シェフの想いを聞いてみたら納得。
今では愛着がわいてきました。

「フュメ(fumet)」とは、一般的には「香り」の意味ですが、

料理の文脈では、「魚や肉、野菜をハーブやワインで煮込んで作る濃厚な出汁やソースを指し、風味を濃縮したもの」のことです。

同時に、「煙」を意味する「フュメ(fumée)」ともかけており、タバコ屋から料理の新たな風味が煙のように広がっていく様子を表してみました。

元タバコ屋からフランス料理店に変身した、当店ならではの名前です。

はい。元たばこ屋でございます。

 

ほんとに、そうですよね…。すみません。

 

Le Fumetができるまで

ハジマリ 1950年代

終戦後帰国した祖父が開いたお店が始まりになります。タバコ屋兼食料品店が起源になります。

祖父のお店 昭和30年ごろ その1

祖父のお店 昭和30年ごろ その2

ゲンザイ 2021年

三代目の私がレストランに生まれ変わらせようとしています。
伝統を守り継ぐ精神を、ささやかながらも繋いで行きたい。

オープンに向けて鋭意準備を進めております!