エスカルゴ牧場へ再び!

ここは三重県松阪市、「三重エスカルゴ開発研究所」

世界初のエスカルゴ完全養殖に成功した方に会うため、香川県から半日かけてやってきました。

7~8年前に訪れて以来、コロナ禍の影響もあり再訪したい気持ちのままずっと先延ばしになっていました。

フランスの森を再現した養殖所に、約20万匹ものエスカルゴが住んでいます。

驚くべきは、施設内の清潔感と環境へのこだわり!温度や湿度の管理が徹底され、その中でエスカルゴたちは心地よく過ごしているようです。

これだけたくさんの個体が同じ場所で生活しているにもかかわらず、匂いひとつ気になりません。

日中は葉っぱの下で静かに過ごす夜行性のエスカルゴたち。霧吹きで水をかけて少しだけ目を覚ましてもらいました。

少しドキドキしながら手の上にのせて、その形や動きをじっくり観察してみると、いっそう可愛らしく思えてキュンとします。

エスカルゴの卵や、エスカルゴの赤ちゃんと触れ合えるのも貴重な体験でした!

牧場の社長が熱く語っていただいたエスカルゴ養殖にかける情熱がすごく身に染みて、私たちにとって新しい学びや発見ばかりです。また頑張ろうという気持ちになる場所です。

旅好きシェフの本棚

雨の日は読書。

旅好き本好きシェフの本棚は、フランス料理の本以外にも、

旅先で買い集めた珍しい料理本でいっぱいです。

インド、スリランカ、中国、インドネシア、ベトナム、タイ、トルコ、イラン、ギリシャ、と、マグレブ諸国…

入手した当時は、辞書や料理用語辞典など3〜4冊を駆使して、気合を入れて読んでいました。

最近は、便利なGoogle翻訳のカメラ機能をフル活用すれば、ペルシャ語でもなんとか解読できてしまうのですから、もう楽しすぎて、感激です。

外国語がこんなに身近になるのなら、旅した場所で出会った、もっといろんな本を持ち帰りたかったです。

Le Fumet のシェフはこんな人です

香川県綾川町生まれ。
調理師専門学校を卒業後、大阪、神戸のホテルやレストランにて勤務。

20代半ば、限られた資金で渡仏。お世話になった料理人の先輩や知人の紹介などを通じて、パリ、ブルゴーニュ、バスク地方等で料理の腕を磨く機会を得ながら約3年フランスで過ごす。

帰国時には、フランスから日本まで、ユーラシア大陸を陸路で世界の”食”を探る旅を経験。世界15ヵ国を旅し、各国の料理や食文化への深い見識を獲得。

この旅を通して自らの足で稼いだ幅広い食体験と知識を蓄え、その後の料理の創造に活かしている。

コロナ禍の2021年、一家でUターン移住。
亡き祖父が営んだたばこ屋を活気のある場所へ蘇らせるため、昭和のたばこ屋の面影を残した建物で自店を始める。