100歳のおじいちゃんフランスから到着

今年はロシア領空を避けた遠回りの迂回ルートで、例年より長い空の旅を経て、ここ、香川県綾川町までやってきました!

もうそれだけで感動です。

長旅でとてもお疲れになられています。

2022年の解禁日は、11月17日木曜日。

それまで、しばし休んで頂きます。

ビール✕エスカルゴ 

Brasserie de Vezelay(ブラスリー ド ヴェズレー)

ブルゴーニュ発、オーガニッククラフトビールを入荷しました。

ブルゴーニュの郷土料理「エスカルゴ」との相性もバッチリです。

香り、コク、苦味にこだわった、
麦芽100%
オーガニック100%

ワイングラスでじっくり香りと余韻を味わいながら飲んで欲しいビールです。

定番の食前酒 パスティス51入荷しました(^^♪

フランスでは定番の食前酒「パスティス51」

戦争の影響もありしばらく入荷困難になっていたのですが、
やっと、入荷いたしました。

夏の暑い日には、この独特のハーブの清涼感がたまらなく美味しく感じます。

南フランスでは好まれて飲まれているのも納得です。

なんとも表現しにくいお味ですが、初めて飲む方は少しビックリされるかもしれません。飲むときっとあなたも、クセになります。

戦前のニッポン人が作った西洋料理

改装工事を始める前の当店から発見したもの。
なんとこの建物よりも古い、89年前の古書。

「婦人倶樂部」という雑誌の別冊附録。「誰にも簡単に出来る家庭西洋料理全集」です。

誰でも簡単にできる西洋料理全集


昭和8年(1933年)9月号と書かれています。

驚きました。

昭和8年って…。

日本から初めての国際線のフライトが運航するよりも20年ほど前。

「海外渡航自由化」よりも前、つまり、「一般市民が(職業上の理由ではなく)単なる観光旅行として自由に外国へ旅行できるようなった」よりも、30年ほど前のことです。

そんな戦前の時代のニッポン人も、一般家庭で西洋料理を作って食べていたんですね!

あちこちにエンピツで書き込みがあり、数ページ切り取られていました。シェフの祖母や曾祖母も西洋料理に興味を持ち、実際に料理していたことがうかがえます。

おばあちゃんのポタージュ

あざやかなグリーンの、甘くて優しい味。

この季節におススメ。エンドウ豆のポタージュです。

本来は、「ポタージュ サンジェルマン」 と呼ばれるものですが、

シェフの祖母が大好きだったので、

当店では、これを 「ポタージュ グランメール (おばあちゃんのポタージュ)」と呼ぶことにしました。

料理人を目指し、いったん地元を離れると、お盆でもお正月でもない、エンドウ豆の季節の帰省はなかなか叶いませんでした。

本当は、祖母が亡くなる前にもう一度、作って食べてもらいたかった、シェフの思い入れのあるポタージュです。